よりみちビンゴを公開しました
9つの小さなミッションを持って街を歩くWebプロダクト「よりみちビンゴ」を公開しました。目的地へ向かうだけだった道を、何かを探しながら歩く時間に変えます。
いつもの街を、探す目で歩く。それだけのために作りました。
散歩は、放っておくと同じ道になる
散歩はいいものですが、続けているとだんだん同じ道になります。同じ角を曲がり、同じ景色を見て、同じところで折り返す。歩数は増えても、見ているものは先週と変わらない。
歩数計は「どれだけ歩いたか」を数えてくれます。地図アプリは「どこへ行くか」を教えてくれます。けれど、歩いている時間そのものを面白くするものは、意外と手元にありませんでした。
よりみちビンゴは、そこを埋めるための小さな道具です。9つのミッションを持って出かけると、いつもの道が「探しながら歩く道」に変わります。
なぜビンゴなのか
説明を読まなくても遊び方が分かるからです。
9マスが並んでいて、達成したマスが埋まっていく。縦・横・斜めが揃えば嬉しい。このルールは、誰にでも一瞬で伝わります。歩き始める前に説明書を読ませたくなかったので、形はビンゴにしました。
そしてビンゴは、達成しなくても成立します。1列揃えば気持ちがいいし、揃わなくても9マスのうち3つ見つかればそれで楽しい。ゆるさが散歩と相性がよかった。
遊び方
- 「街」「自然多め」「旅先」から、いまいる場所に近いものを選ぶ
- 「ひとり」「いっしょ」を選ぶ
- 9つのミッションを見て、歩き始める
- 見つけたら、安全な場所で立ち止まってマスをタップ
- 縦・横・斜めのどこか1列でビンゴ。9マス全部を目指して続けてもいい
ミッションはこんなものが並びます。
- 神社を見つける
- 細い路地を通る
- 赤いものを見つける
- 鳥の声を聞く
- 古い看板を見つける
- 季節を感じるものを見つける
どれも、その気になれば見つかるけれど、意識しないと通り過ぎてしまうものばかりです。
こだわったところ
歩くことの邪魔をしない。 これが一番の方針でした。
写真もGPSもログインも求めません。達成は自分でタップする自己申告です。証拠を残す必要がないので、カードを一度見たら端末はしまって、あとは街を見ていられます。歩きながら画面を見続けるプロダクトにはしたくありませんでした。
場所も限定していません。観光地でなくても、近所でも、はじめて降りた駅でも成立するミッションだけを選んでいます。
カードの中身は完全なランダムではなく、色・音・道・季節など9つのカテゴリを混ぜて作っています。全部が「見つける」系だと単調になり、全部が難しいと1列も揃わないからです。
遊んだカードは端末の中に最大10件残るので、途中で中断しても続きから戻れます。カードと達成状態はURLに入っているので、同じカードを誰かに渡して、別々に歩いて見せ合うこともできます。個人情報も位置情報も、どこかへ送ることはありません。
ログインなしで、無料で、スマートフォンでもPCでもすぐ遊べます。散歩のついでに開いてみてください。