まちくらべを公開しました
2つの都市を数字で比べ、正しいほうを選びながら連勝を目指すWebゲーム「まちくらべ」を公開しました。人口や面積から、飲食店や図書館の数まで。知名度だけでは当てられない数字が並びます。
「人口が多いのは、金沢市と札幌市のどっち?」——答えられそうで、意外と自信が持てない問いです。
2つの都市を、数字で比べる
まちくらべは、画面に並んだ2つの都市から、問いに当てはまるほうを選ぶゲームです。
問われるのは人口や面積だけではありません。世帯数、転入者数、出生数、飲食店の数、図書館の数、医師の数、小学校の数。都市は10、指標は12あります。選ぶ前に数字は伏せられていて、答えたあとに両方の数値が同時に出ます。当たっても外れても、そこで初めて「札幌ってそんなに広いのか」と分かる。この、数字を知る瞬間が遊びの中心です。
都市の知名度と、その都市の数字は、思ったほど一致しません。よく名前を聞く街が意外と小さかったり、地味だと思っていた街が桁違いだったり。図書館の数のように、大きさとは別の理由で決まる指標もあります。そのズレが面白くて作りました。
勝ち抜き形式にした理由
このゲームには、ひとつだけ変わったルールがあります。正解した都市が、次の対戦にも残ることです。
一問一答にすると、都市はただの選択肢として消費されていきます。勝ち抜き形式にしたことで、同じ都市が違う相手と何度も比べられる。人口では勝った街が、面積では負ける。そうやって何戦か見ているうちに、その都市の規模感が立体的に分かってきます。
そして、勝ち残っている都市には少しずつ愛着が湧きます。連勝数という分かりやすい目標もできて、間違えるまで続く緊張感が生まれました。
プレイヤーが次の対戦相手を選ぶのではなく、比較の結果そのものが次の対戦を作る。この構造にしたことで、ゲームがひとりでに転がるようになりました。
「今日の10問」
遊ぶ単位は「今日の10問」です。その日の全員に、同じ10問が出ます。
日付から数値の種を作り、その種で問題の並びを決めています。問題そのものをどこかに保存しているわけではないので、サーバーは要りません。それでも同じ日に遊んだ人には必ず同じ10問が出て、日付が変わればまるごと新しくなります。
同じ問題を解いているので、結果を見せ合うと会話になります。
見せ方で意識したこと
比較のゲームなので、2つが対等に見えることを最優先にしました。
画面は左右に分かれていて、都市名と写真が大きく出ます。中央には比べている指標だけ。選ぶ前は数字を隠し、回答後に両方を同時に発表します。片方が先に見えてしまうと、比較ではなく答え合わせになってしまうからです。
正解か不正解かは一目で分かるようにして、連勝数は常に視界の端に置きました。スマートフォンで片手でも遊べるように、押すところは絞っています。